5月 032011

考えるコト


多くの人はこれまでの人生の中で多くのことを考えてきたと思います。

どの高校に進学しようか?どの大学に進学しようか?部活は何にしようか?サークルは?バイトは?就職先は?

数えたらキリがないくらい自問自答を繰り返して今の自分があるのだと思います。

人は考えるコトで成長して、自分なりの道を進んで、そしてその先のことをまた考えるのです。

 

生きている以上、考えるということはずーっと付きまとってくると思います。

でも、それと向き合うかどうかは自分次第。自分次第で考えるコトを放棄することができます。

放棄するとその時はとても楽になりますが、結局はまたあとで苦労することになると思います。

 

僕は同世代の他の人たちよりも”考えるコト”をしないことが多かった。

考えない僕が気付いた考えるコトの大切さについて書いていきます。

 

 

考えるコトをしないコト


- 過去の僕

僕は高校に進学する際、私立の高校と公立の高校を受験しました。

でも選んだ理由は偏差値がちょうどそれぐらいだったから。家から近かったから。でした。

本当にこの高校でいいのか?と頭をよぎったこともありましたが、結局楽をするために考えるコトを放棄しました。

 

次は大学に進学するときの話です。

高校1年の時点で大学に行くことは決めていました。こんな風に言うとけっこう先のことも考えているみたいですが、高校卒業したら大学に行くのが普通の流れだと思っていただけです。

僕は中間・期末テストの前だけやたら勉強するタイプだったおかげで成績もそれなりに良かったので、大学へは指定校推薦で入学しました。

大学にもよりますが指定校推薦だと大体は小論文を提出するだけで、テストも受けずに大学へ入学できるのです。

ただし、この推薦は複数受けれるものではなく、必ず1つだけしか受けられないのです。おまけに学部まで指定されています。だから、数ある大学・学部の中から一つの学校を選び抜かないといけないのです。

そこでまず最初に思いついたのは、とりあえず名前の知れている大学を受けようということでした。ある程度調べ上げて、次は学部を見ていきました。

経済、心理、情報などいろいろな学部がありましたが、少し興味あるなーと思ってた(PCが好きだっただけですが)情報学部になんとなく決めました。

 

本来このステップでは自分の将来について考えてみて、自分が大学で何を勉強したいのかっていうのを考えるコトがベストだったと思います。

つまり、なんとなく大学・学部を決めてしまった僕はまた考えるコトを放棄していたのです。

一般受験をしていれば、もっと多くの学校を調べて、どんなキャンパスで、どんなことが学べるのかっていうコトがもっと気になったんだと思いますが、当時はまた楽をしていたのです。

と、こんな調子でいろいろな考えるコトから逃げまわって生きてきました。

 

 

- 現在の僕

今はなんとか就職もできて会社で働いておりますが、職業柄いろいろなことを考えながら作業をしなければなりません。

どれがベストな選択なのか、どうしたらもっと良くなるのかを考えなければいけないのですが、良いアイディアが出てこないわけです。出てきたとしても中身は薄っぺらいものだったりします。

それに比べ同期の他の人たちなんかは与えられた短い時間内で、内容の濃い素晴らしい作品を創り上げるのです。

そこで感じたのが考えるコトの大切さだったのです。

 

 

考えるコトって大切


これから大人になっていくと、高校、大学の時よりもはるかに考えなければならないコトが増えてくると思う。

今後そういうことに直面したとき、今までのように逃げていくわけにはいかないのです。

逃げることも可能かもしれませんが、果たしてそれでいいのでしょうか?

逃げて逃げて逃げて…逃げた先にも結局は考えるコトは付きまとってきます。

今までは考えるコトを放棄しても保護されていたので普通の生活を送ることができていました。

しかし、大人になると今までのような保護はされなくなり、全て自分の責任になってきます。

考えるコトから逃げても逃げても最終的にはどこかで必ず自分と向きあって考えるコトになると思います。

 

 

話は少し変わりますが、人は自分で気づいていなくても成長し続けていくものです。成長の度合いは人によって様々ではありますが、確実に成長していきます。

いろいろな部分が成長していきますが、考える力も成長するものの一つだと思います。

高校選び、大学選び…といろいろなことがあったと思いますが、それも考える力を養っていくための過程だったのかもしれません。

 

いつか自分が何か重要なことを考えるコトに直面したときに頼れるのは自分の力となってきます。

なにが正しい選択になるかはわかりませんが、考えて考えて、導き出した答えを信じて生きていくしかないのです。

だからこそそれをなんとなくで決めてしまってはいけません。

正しい選択をするためにも日頃から様々な物事について自分なりにいろいろと考えるコトが大切なのだと思います。

kazuya

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